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酵母に関する研究データ

生きた酵母を摂取できたら、カラダにきっといいハズ!と研究している機関から、研究データを提供いただきました。資料提供:株式会社日健協サービス

腸内菌叢の変化と免疫能活性化効果及び過剰摂取による安全性確認

酵母を摂取することで、免疫力にはどのような影響を与えるのでしょうか?

日本人19名に4週間連続過剰摂取を行い、安全性を確認するとともに糖代謝改善や抗肥満そして免疫機能への影響について測定しました。

 本試験に使用する酵母はSaccharomyces cerevisiaeを培養し、固定乾燥させた生きた有益酵母である。以前、我々は、酵母が生きたまま消化管内を通過するかを確認する為、便中に含まれる生菌のSaccharomyces cerevisiaeの確認検査を実施した。その結果、摂取後の便中にSaccharomyces cerevisiaeが排出されたことを報告した1)。また、in vitro試験でSaccharomyces cerevisiae が糖質分解することも報告している。 また、生きた酵母が消化管で糖を代謝することで、血糖値の上昇を抑制することも確認されている。以上のことから、この酵母食品の連続摂取は糖代謝をはじめメタボリック症候群への改善効果が期待されることや腸内環境変化が全身の免疫機能への活性化効果が期待される。そこで今回、4週間連続過剰摂取を行い、安全性を確認するとともに糖代謝改善や抗肥満そして免疫機能への影響について調査した。

酵母「Saccharomyces cerevisiae」食品を4週間過剰摂取してその安全性を確認するとともに免疫能への影響について検討する。

対象者は摂取2週間前及び4週間摂取後、後観察2週間後の3回来院させ、臨床検査、身体測定、問診及び診察を行った。また、試験期間中は症状日誌に毎日の生活の状況について自ら記入した。

実験結果

まとめ

  • 試験食の免疫機能への影響については、抗体産生の指標であるIgG、IgA、IgM、補体であるC3、C4、CD3(成熟Tリンパ球総数)、CD4(免疫補助Tリンパ球)、貪食能で、それぞれ有意差を持って上昇していた。
  • IgG、IgA、IgMの上昇は液性免疫の向上を示し、そして同時にC3、C4補体系の活性化がみられること、さらにCD3、CD4系のT細胞が、それぞれ4%、11%増えており、抗原に対する抗体産生の向上に働きかける傾向がみられること、抗原抗体複合体の貪食能が向上傾向にあることを示す一連の結果であることが推測された。
  • NK細胞活性など細胞性免疫には影響は確認できなかったが、感染症への抵抗性など液性免疫への影響があることを示唆する興味深い結果である。
  • 免疫検査では、試験食摂取前後のおいてIgG、IgA、IgM、C3、C4、CD3、CD4、貪食能の項目で有意な上昇を示した。
  • 被験者7名において、摂取開始から摂取終了までの間、継続してゲップや関連した膨満感という主訴があった。これは試験食の特有の現象であり、試験を中断することなく継続できたことから、安全性に問題はないと考える。
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